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​【某充満】プロジェクト】

昭和の初恋〜初恋の佳子さん…「6.29の想い出」

6月29日になりました。

初恋のお話… 

高校2年生の春でした。
 
校舎の3階からいつも野球の練習を遠く眺めている少女がいました。 

廊下ですれ違うと顔を真っ赤にして走り去る少女がいました。 

僕はその子が気になり始めました。 

ある日の朝、彼女を見かけました。 

わからないように、彼女の下駄箱の位置を確認しました。

 

下校後… 

下駄箱に向かいました。上靴から彼女の名前を確認しました。 

○○佳子と書いてありました。 

「ケイコさんか…」 

心の中で呟きました。 

佳子は「ヨシコ」と読む、ということがわかったのは、かなり後のことになります。 

☆ ☆ ☆

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昭和の初恋〜初恋の佳子さん…「6.29の想い出 Vol.2」

今日は6月29日。
『初恋のお話』のつづきです。

高校2年生の春でした。
校舎の3階からいつも野球の練習を遠く眺めている少女がいました。
廊下ですれ違うと顔を真っ赤にして走り去る少女がいました。
少女の名は佳子と書いて「ヨシコ」。

「わたし、他に想っている人がいます。」

“初めての会話”のその夜、“初めての電話”となりました。
震える指でダイヤルを回し、緊張の中での“他に想っている人”の確認作業…でした。
☆ ☆ ☆

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